ゆうくれない

何かを観た感想だったり諸々書き連ねた何か

ミュージカル マリーアントワネット感想

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ミュージカル マリーアントワネット観てきました。

キャストはとりあえず花總さんと田代さんで、オルレアンはどっちにしようかな迷うなーと思いつつまだ生で小野田さんを観ていないので小野田さんに。

 

リーヴァイさんの曲はやっぱり良いですね。

あと八百屋舞台、角度がエゲツない。

 

あの伝説の女優、花總まりをいつか観たいと思っていてやっと観れました。エリザベートで取ってたんですがコロナで見事に飛びまして。

 

花總さん、まずとても貴族。(万里生さんも貴族)

佇まい立ち居振る舞いがとても優雅〜

あと貴族というか王族の選ばれた立場にいる人間の、生まれながらに有しているのかと思うほどのちらっと見える傲慢さ。

自分たちの立場が決して揺るがないと信じ切っているあの自信。

ただ花總さんは傲慢さや自信が嫌味ったらしくなく、あくまで可憐なんですよ。笑い方かわいいし。

その塩梅が素晴らしい。

 

あとドレスを選ぶときの「これがいい〜!!」があまりにも無邪気な少女すぎてびっくりしました。

 

革命の波に逃れ、どんどん立場が危うくなっていく彼女たちですが、時折発せられる

「王族に酷いことはできません」

のようなセリフがあったんですが、これが絶対的な(後半は虚勢かもしれないですが)王族の自信、歴史が培ってきた事実でそれを信じ切っているんだよなあ。

私たちはフランス革命はもう歴史の教科書で既に知っていて、その後の流れも把握済みなので、このセリフはあの時代を信じて生きてきたマリーの哀れさも感じしまいます。

まあフェルセンあんだけ忠告してるのに知らん顔してケーキとか差し出してるからちゃんと聞いて!!とは思うんですけど。

でも今まで革命なんて起きなかったからね…貴方たちが革命の犠牲になった人たちなんですよ…。

 

そして後半どんどんやつれていく花總マリー。

前半あんなに艶々してたのに後半ほんとに一気にやつれて老けたように見える。すごい。

 

 

そしてあの時代のミュージカル見るとギロチンの開発経緯が分かります。覚えました。

処刑の仕方が男性(貴族や地位がある人)なのに絞首刑だと「そっかーまだギロチン開発されてないもんなー」と思ってしまう。

 

リーヴァイさんの曲すきなんですけどね、特一幕終わりの「運命の歯車」のメロディーがとてもよい重厚感。

曲が大道の正統派な感じで判決がおかしい裁判の結果を信じる民衆がこの道が正義と思ってる…って絶望感もあって良いです。

史実的にはそっちの方向に進んでいくから運命はこっちなんだろうけど、正解か否かって聞かれると疑問ですね。

 

 

そしてもう1人の貴族、田代万里生さん。

後ろで結んでる髪型が似合う万里生さん。

マリーと浮気してるのに観てるこっちの後ろめたさがZERO

万里生さん声質が爽やか系なので余計爽やかな風が吹くんだろうか。

なにあの清廉潔白な恋愛してますオーラ(※不倫)

田代さんと花總さんが同じ画面にいるともう貴族オーラがすごい。なにあの生まれながらにして貴族の方々。

カテコでも万里生さんが花總さんをエスコートして舞台袖近くで2人が客席に向かって手を振るんですけど、皇族のパレードのお手振りのよう…神々しい…

(片や小野田さんとソニンさんも上手から退場だったんですが、若者ズのイチャイチャ感があってそれもそれで良きでした)

 

やっほい小野田オルレアン当たり役だよ小野田さん

たしか昔リーヴァイコンクールでフェルセンの歌歌ってていつかフェルセンで観たいなーと思ってたんですが、彼はオルレアンでしたね。

綺麗な貴族よりは汚れ役の方が映えそう。

万里生さんは爽やかな声質、高音どんとこい!な感じですが、小野田さんは低音もそこそこいける、低めなとこで支えつつ高音もスパーンと出す気持ちよさがあります。王になるみたいな曲のスパーーンと出る声気持ちよかったです。

 

運命の歯車で上山エベールと階段降りてくるときのギッチリ感と2人とも肩幅あってギッチリ感が凄かったです。あれは勝てない。

 

あと後半に出てくるロベスピエールたちちゃんとした紹介タイムが無かったんですけど、分かって良かった。ありがとう。ひかりふる路、1789…

 

そしてラストの歌詞「過去に学べるか」のようなものがありましたが。

ミュージカルパレードを思い出しましたねーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(この伸ばし棒に感情の行間があります)

財政破綻ルイ16世たちのせいだったのか(前々からどうしようもなかったと有識者から聞きまして)

「責任をとれ」というセリフも結構気になっていて、過去の王族の責任を現行の国王が背負う必要があったのかとか…ガッタガタの国いきなり任されたらたまったもんじゃないですし…

ただ国民怒りの矛先を向けるのは国王夫妻しかいなかったんだろうなあ。

一応裁判もしたけど、共和国になったりしたけど、

あの2人の処刑は果たしてあれで良かったのか。

 

マリーアントワネットとルイ16世、改めて彼彼女らの存在とあの歴史について考えないといけないなあと。

(あと単純に下地の更新というか。ルイ16世が「ルイ・カペー」って呼ばれてて、なんか…あったな…カペー朝とか…ってなったり。世界史読み直さないと)

 

いつかぶっ通しで、マリーアントワネット、1789、スカーレットピンパーネル、ひかりふる路、レミゼ上映会したいですねえ…

 

 

あと単なる個人的な感想ですけど、演じるならオルレアンかマルグリットが楽しそう。マリーとかフェルセンは綺麗すぎて難しそうです。

 

 

 

 

星組ロミオとジュリエット感想

B日程で観てきました星組ロミジュリ!

なんやかんやで初シェイクスピアでした。

唐版風の又三郎ベニスの商人がちょこっと出てきたりで副流煙的には摂取していたんですが、がっつりは今回が初めてです。(戯曲も読んでない)

 

とは言っても古典中の古典なのであらすじと結末は知っているのでどんなもんじゃいと構えて行きました。

結果…古典も悪くないじゃん。と。

小池先生の舞台でよくあるあるの歌詞の翻訳本当にそれでいいのか問題とか(例:尼寺)

いろいろあるんですが、まあ何回も上演されてるお陰もあってその安定感はあるなと。

 

モンタギューが青、キャピュレットが赤色の衣装になってて、そして星組の方々それなりに治安がよろしくない演技だったのでカラーギャングの抗争にも見えてきて

「ウェストサイドストーリーやないかい」ってなりました

※ウェストサイドストーリーの元ネタがロミジュリ

ロミジュリあんなに治安悪いんですか…?

 

宙組がウェストサイドストーリー、星組がロミジュリになったのなんとなく納得がいきますね。

 

以下、ポロポロと書いていきます。

内容に関して:

ロミジュリの結末は知っていたので、ホウレンソウは大事だし大事なことは直接相手に言って確認取らないといけないなってなりました。

想像だとロミオはウェイ勢だと思ってたんですけど、そんなにウェイじゃなかったですね。抗争にも嫌気がさしてる感じで。

ただ領主が若手の抗争の仲裁しようとするけど、それぞれの当主が「この血が騒ぎ出す」とか歌ったり抗争に加わろうとするけど、加わるんじゃない。大人だろ諫めなさいよ、領主の前くらい大人しくしなさい。

 

薔薇という名の花は…の歌詞は素敵ですね。くー。

ところどころ有名なセリフ。古典ゆえもありますが、愛され続ける理由がセリフにも散りばめられてます。

 

そしてロミオとジュリエットの悲劇はもう物語の根幹なので置いとくとして、ベンヴォーリオですよ。

立て続けに友人を亡くしたベンヴォーリオが不敏すぎるので誰か彼を支えてあげてほしい。あのままだと死ぬぞ彼。

 

あと、ジュリエットが銀橋で「素敵な人に出会いたいな」って歌ってる時に舞台上でロミオが街中をぼんやりうろついてる(盆が回ってる)の良いですね、「みなさん注目です。恋に落ちるのはこの男です」ってなもんです。それぞれ恋を求め迷っているので実際に(物理的に)ロミオに迷って貰ってたんでしょうかね。

 

愛と死の輪舞。

 

キャスト:

礼ロミオ

落ち着きの無い礼真琴、プライスレス(ロクモのモーツァルトとか)

無邪気に笑う礼真琴、プライスレス。

あとハスキーな声で「へへっ」って笑うのいいですよね。

エルアルコンの歩く18禁ティリアンをやっていた面影は船と共に沈んだのかと思うくらいピュアな溌剌とした若者。

歌が上手いのは分かりきったことなんですが毎度歌が上手いなあと聴いています。

宝塚を受験してくれてありがとう礼真琴…

ダンスをゴリッゴリ踊る礼真琴も好きなので、ショーが恋しくなりました。

 

舞空ジュリエット

乳母に呼ばれて「ちょっと待って」って言うところをギャグにできるセンス

夢見る少女だけじゃないジュリエットですね強い。

想像(原作の)だとわりと頭がお花畑なのかな苦手なタイプかもしれないなと思っていたんですが、そうじゃない次世代な役作りだったと思います。良かった。

 

あと礼真琴と舞空瞳のデュエットダンスが凄く良い。見ものです。

礼真琴は安定のキレッキレだし、舞空瞳はしなやかさとパワフルさ(腕の柔軟さと肩の広げ方)の合わせ技でとてつもない。あとスピードも早い。凄い。

 

綺城ベンヴォーリオ

みんなのお兄さん、モンタギューの良心ベンヴォーリオ。

狂犬天華マーキューシオもちょっと手名付けるベンヴォーリオ。

あんなスラっとしたスマートなお兄さん好きだと思います。プログラムでも小池先生が言及されていたのでご本人の色が結構出てるんでしょうね。

マーキューシオとティボルトの仲裁に入るときにティボルトを止めるベンヴォーリオ。キャピュレット誰か止めんかい。でもあのベンヴォーリオなら止めそう。

花組ポーのときになんとなく綺城さんが気になり、ちょこちょこ追っていたんですが、そのあとのこれだ!!というタイミングに巡り合えず、ベンヴォーリオ割とハマり役だと思うんですよね。

メサイアの鈴木が好評でしたし、誠実さやスマートな雰囲気が出る役が彼女の腕の見せ所なんじゃないかなと。

 

割と食わず嫌いだったロミジュリ、面白かったです!

2020年観劇まとめ

2020年観劇まとめ

2020年、コロナとそれに伴う社会情勢の変化で上半期の観劇予定がえらいこっちゃになりました。仕事の諸々の事情もあって東京遠征は取りやめ。

年始の想定だと、GWは韓国行ってドンソクさんが出てる回のDracula観て、ラフマニノフも観てー、夏も友達と一緒に韓国行っててM!観に行こう〜!とか色々計画していたんですけど!!そんなことはできませんでした!!!!!

こんな1年は2度と来ないでいただきたいなあ。

 

ひとまず今年の観劇一覧(コンサートも込み)

1月

私たちは何も知らない(二兎社、兵庫)

ワンスアポンアタイムインアメリカ(雪組、兵庫)

스토리오브 마이라이프(ストーリーオブマイライフ)(韓国)

쓰릴미(スリルミー)(韓国)✖️2

그림자를판사나이(影を売った男)(韓国)

DANCE OLYMPIA ライビュ(花組、大阪)


2月

田代万里生10thアニバーサリーアコースティックライブ(名古屋)

眩耀の谷/Ray(星組、兵庫)

シャボン玉とんだ宇宙までとんだ(大阪)

フランケンシュタイン(大阪)


7月

BLUE RAIN(大阪)


8月

ミュージカル モーツァルト!配信(韓国)

人間合格(こまつ座、兵庫)


9月

はいからさんが通る ライビュ(花組、大阪)

WELCOME TO TAKARAZUKA/ピガール狂騒曲(月組、兵庫)


10月

海宝直人 舞台芸能活動25周年記念コンサート(大阪)


11月

ミュージカル 生きる(兵庫)

アナスタシア(宙組、宝塚)

エル・アルコン/Ray(星組、大阪)

Op.110ベートーヴェン「不滅の恋人」への手紙(兵庫)


12月

魚の祭り(兵庫)

 

行った劇場トップ3としては

宝塚大劇場5公演

梅田芸術劇場3公演

兵庫県立芸術文化センター3公演 でした

ドラマシティやメインホールごっちゃでこんな感じです。

梅芸は公演無くてもビラもらいにふらっと行ったりしていたので行った回数としては最多。

 兵庫県立芸術文化センターはこの劇場でやるなら面白いんだろうなという無限の信頼を置いているところです。中ホールも大ホールも見やすいんじゃなかろうか。

来年のチケットもいつの間にかここでやる公演がたくさんある不思議。来年もよろしくお願いします。

 

あと飛んだ舞台のこともちらっと。

アナスタシア(東宝)とかエリザベートとか!!!天保とかアルキメデスの大戦とか容疑者X氏の献身とか!!色々観たかったのあったんですけどね!!!いつか上演するとことかあるんだろうか・・・でも劇団員じゃない人たち集めた公演だとスケジュール押さえるのが大変だろうし

 

あと!!あと!!夏に高知県で開催される高校演劇の全国大会観に行く予定だったんですよね、ええ…久々に高校演劇観るか〜ってワクワクしてたのに…青森中央とか…中部ブロックからは愛知かなるほど…とか色々と観たかったのに…

高校演劇全国大会、3日間開催されるんですけど、2日間は1日あたり5公演(1公演1時間)という割と観る側もハードです。いろんな種類の演劇が観れて楽しいんですよ〜。

 

そして2月から6月の期間はタイドラマにはまってました。

舞台観れない期間の心の安定剤。

Until We Meet Againがめちゃくちゃ良かったです。

役者さんだとNewさんとかTayさんとかGulfさんとか好きです。

いつかタイ、バンコクあたり行きたいですね~おしゃれカフェめぐったり、マンゴーしぬほど食べたい。
というか海外に行きたい。

 

去年はミュージカルばっかり観ていたので、今年は舞台もそこそこ観に行くぞ〜と思ってたんですが、蓋を開けてみたらそんなに行ってなかったですね…いや飛んだ舞台もそこそこあったのでなんともですが。

 

ということで(?)2020年観劇演目勝手に紹介

ダントツ1位は그림자를판사나이(影を売った男)

まず曲がキャッチーで良い。そして全てがサビなんじゃないかというくらいハイテンポな難曲が次々と押し寄せてくる曲の洪水。

そしてその曲を歌いこなす役者陣。

LED映像を駆使した美しい背景。

上から降りてくる巨大迷路。

正直韓国語は全然わからないので、他の方の感想ブログ等を読んであらかたストーリーを把握して観に行っていたので、脚本については正直よくわかりません!!唐突に人が死んだけど、多分なにかしらの流れがあったんだろうな!!と思ってますがもしかしたら無いのかもしれなかった!!

 

ストーリーとしては、ある男が灰色の服の男にお金(が無限に出てくる袋)と自分の影を取引してしまう。影が無いことで男は人々から迫害され、社会から追放される。灰色の男は影を返す代わりに魂を要求し…男はどのような決断をするのか…

というものです。

主人公の男が唯一心の拠り所にしている従者が、実は灰色の服の男(実は悪魔)が化けている姿だった。とか割と地獄の底に突き落とす設定があるんですがそれがまた面白い。

 

ダンサーさんも大人数でそれがまた迫力があるんですよ〜照明も派手で目が忙しい!!

己の好みにガッチリ刺さった作品でした。

再演してもらえると嬉しいな〜〜!!

 

ハイライト映像はこちら

https://youtu.be/k2yw-nsUVPQ

 

ハイライト第二弾

https://youtu.be/jQHNPMdwPFE

 

書き溜めた感想はこちら

https://yuzumikansudati.hatenadiary.com/entry/2020/01/13/222939

https://yuzumikansudati.hatenadiary.com/entry/2020/04/26/173900

 

 

あと「シャボン玉とんだ宇宙までとんだ」も良かったです。役者が豪華すぎて話題になりましたね。

ただ脚本と設定が割と時代を感じるので今後もウケるのかは未知数です。

「生きる」も舞台そのもの普通に良かったのでもうちょっと宣伝したらいいのに…と別方向になんだかな…という感じです。

 

宝塚だと、バランス良く点数が高かったのが「アナスタシア」、個人的な好みに刺さったけど脚本そのものとしては首を傾げざるおえない「エル・アルコン」です。

初めて宝塚観るけど何観たら良い?と聞かれたらとりあえずアナスタシア差し出しておけば大丈夫だろうなと。脚本も曲も良い。

エル・アルコンは観た後に1週間くらい礼真琴演じるティリアンに想いを馳せすぎて全然仕事に身が入りませんでした。坂道を転がり落ちていくように破滅に向かっていく男が好きなのでしょうがないですね。

 

星組エル・アルコン感想

星組エル•アルコン/Ray観てきましたー!

6月の公演が延期となり、待ち望んでたエルアルコン!

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全ツの予定が梅芸だけになってしまったのがなんとも悲しい。

 

ちなみに去年の今頃は星組ロックオペラモーツァルトを観ていたようで、コロナで公演数が減っているのもあってなんだか今年の記憶が無い。もう1年経ったのか…。

 

以下がっつりネタバレあります。

 

星組トップスター礼真琴、踊らせてよし歌わせてよし、なんでも来い!!な人だと改めて認識しました。

エルアルコン歌が結構難しくてかっこいい。

プロローグの曲がめちゃくちゃかっこいい。

そして曲の最後の方にティリアンが「私は」って歌ったあとにティリアン以外が「エル•アルコン」って歌うのがまたかっこいい。名乗りを他人にやらせるみたいでかっこいい。

しかし、難しい歌を難なく歌いこなせる人はもっとかっこいい。

難しい曲って振り回される人もちょこちょこいるんですが、礼真琴は割と自分のものにしてましたね。いいぞ。

 

星組は幻耀の谷/Ray以来ですが、この公演の礼真琴の印象は、少年ジャンプに出てくるような友情!努力!勝利!(この劇だどっちかというと平和)な青年がうまいなーという印象でした。

 

〜よもやティリアンのような色気大爆発な男も似合う役者だったとは、このときの私は知る由も無かったのでした〜

 

真琴ティリアン恐ろしくハーレクインコミックス系でしたね。すみれコードでセーフなんですねあの役柄。

元々ハスキーめな声質なんですが、それに吐息多めの台詞、気怠げな目と相まって色気大爆発でした。

年齢いくつくらいなんだろうか。漫画だと24歳くらいみたいなんですが、それくらいかもうちょっと若いかな…パンフに初演の舞台写真も観たらビジュアルはだいぶ印象違って大人な雰囲気。

でも個人的に礼真琴は30代より20、10代の方が良さそう。

 

貴族の女性陣をなんやかんや虜にしてて、ティリアン一体どういうテクニックを使ってるんでしょうね。

彼の戦場は海とベッドの上なのではないだろうかとちょっと最低なことを考えたりしてました。

 

エルアルコンは息を吸うように人が死ぬんですが(主犯はティリアン)、ティリアンって己の突き進む道を邪魔する者を徹底的に排除するだけで特に恨んだりはしてないような気がします。割と理論的ですね、相手が善人だろうが悪人だろうがそれは関係無い。

ギルダの前だとそうはいかないのがニクいとこです。

 

ティリアンとギルダの関係性があまりにツボで、

ティリアンが最初に彼女に目をつけた理由が「戦略が良い」なんですね。才能に惚れる出会い最高じゃないですか。それでまた地上で会ったら嫌味言い合うし。なお最高です。

ギルダもギルダで海の上で暮らすものとしてのプライドがあって、そのプライドもまたティリアンを惹きつけるという。

ギルダたちが動き出したって聞いた時の「マドモァゼル…!」も喜び半分興奮半分と受け取りました。

ギルダの方は割と警戒心高く接してましたが、ティリアンは割とラブコール多かったですね、警戒心あんま無さそう。まあ地上戦の1対1でもティリアンが強いのが分かってるので不意を突かれなければ大丈夫なんでしょうけど。

 

最後は惚れた女の最期に動揺&我を忘れて不意を突かれたっていうところがまた…

ギルダティリアンも海の上で死ねて本望だとは思います。

 

あと、彼の家族観について。

家族に対してはそれなりに情はあったんじゃないかと思うんですよね、回想パートそれなりに多いし。

ただ家族といえども自分の理想を壊すのであれば手をかけるという徹底ぶりなので、そのあたりの感情は抑えていたのかなと。母親は無条件でそれなりに好きそう。

ギルダの島を占拠してしまった父親を首吊りで殺すんですが、あのあたりは情よりも野望を優先する彼の特徴的な出来事ではないでしょうか。

「老いたな…」というセリフにもあるように、かつて己生きる道を指南した憧れの男ではあるものの、その輝きは今はもう影が無いしその姿を見てもう踏ん切りがついたのかと。

 

そして問題の首吊り後に死体をティリアンが膝枕する問題の印象的なシーンなんですが、首吊りの死体を床に置くなりそのまま退場させるなりすればいいのに、あえて膝枕。膝枕!!!!!!!!!!!

このシーンについて狂ったように呟いてたのわたしだけのような気がしてならないんですが、なんですか皆さん鍵垢で呟いてるんですか。もっと話題になってもいいでしょう!!

だって殺した男をわざわざ膝枕ですよ、生かして逃すわけでもなく殺してからの膝枕ですよ。

敬意の表れと表現するかたも見受けられてなるほどなーとも思いましたが、個人的には膝枕って非常に女性的な面が大きい(大抵膝枕するの女性な気がするので)ティリアンがするのが意外すぎて困りました。

うーーんただの妄想ですが、髪も目もジェラードに似たけど、顔の作りとかそのあたりが母親似だったとしたら、最後に長年会っていない母親のフリというかそういう振る舞いをして父の最後を送ってやったのかなあと思ったりしました。多分違うと思います。5分間くらいでこねくり回しました。

「母上、ジェラードはお送りしましたよ」

ってセリフもあってそれなりに敬意はあるんでしょう。個人的に言葉を選ばないで言うならめっっっちゃエモいシーンだったんですけどね。

 

脚本の諸々について

正直中盤の脚本がゴタゴタしてるし、ティリアンのパートが重い&アダルティーなのでその分をルミナスやジュリエットがポップ担当してるんでしょうけど、温度差が凄くて気絶しそうでした。

ルミナスを主人公にするとジャンプみたいになりそうですね、全年齢対象の友情努力勝利。ただ戦闘力がイマイチっぽいので(ティリアンが強いだけかもしれないですが)どうなんだろうな…とも思います。

ただ、ティリアンは野望のために力を得てその力で行手を阻む人々を死に追いやってるのに対し、ルミナスは強くはないものの、その情の厚さで仲間が増えていく対比の役割もあるんでしょうね。

 

演出について

演出が全ツ用に盆やセリが無いホールでもできるようにとしてたんでしょうが、奇しくも今回は盆も!!セリもある梅田芸術文化センター大ホールのみの公演!!!!!

盆もセリも動かせばよかったじゃないですか〜

さいとう先生のいいとこはダイナミックな舞台使いではないのですか〜

観ながらぼんやりこれが宝塚大劇場だったもうちょっと迫力出るんだろうなあとか色々考えてしまった悲しみ。

 

なんやかんや言いましたが、拙い絵で恐縮ですが全ツ形式で良かった演出について棒人間で描きます

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※パネル移動方向はうろ覚えです

パネルで隠れた瞬間に突然人が入れ替わる!!かっこいい!!(前後の距離感はありますが)

 

今回セリが動かない分活躍したパネルくん。

ゴリッゴリにプロローグなんですが、多分セリがあったら幼少期ティリアンがセリ下がり、ティリアンがセリ上がりで出てくると思わしき場面、舞台袖からただ出たりハケたりするのも物足りないのでパネルを使った一工夫でした。

 

パネルが動き出した瞬間「これは…!(裏にティリアンいるやつだな)」と思ってその通りだったんですが、パネルの動きがそれなりのスピード(体感)でタイミング合わせるのも大変だったろうにと、結構難易度高い場面だったと思います。

ただオレンジの木を回収するときはがっつり木が見えていたのでそれはあかんやろと思いました。

 

ああいうパネルの技好きなのでまた見れると嬉しいです。ただ盆もセリも使ってほしいです(わがまま)

 

あと照明も人物に直下で当てるんじゃなくてクロスさせるのあってかっこよかった。宝塚の照明ってクロスさせる照明あんま無い気がしたので珍しいなと。(比較は劇団キャラメルボックス)

 

あと星球も使っててこれまた珍しい気が(ショーでは出てたりしたような?気がするんですが)

 

早くBlu-ray見直したいです。

 

 

 

宙組アナスタシア 感想

宙組アナスタシアを観に行ってきました。

関西に!やっと!!アナスタシアが来てくれました!!ありがとうー!!

東宝版アナスタシアが春にあったがコロナの影響で東京、大阪と公演予定のところ、東京は途中で休演、大阪公演は中止となった。

東宝版の東京公演観た方々の感想が好印象のものが多かったので楽しみにしてました。

 

まず曲が良い。観て損はないです。

ちょくちょくロシア音楽っぽいのが流れ、ロシアに行きたくなりました。時代は違えど、その国に行ってみたいなーと思わせれればそれはもう演じる側の勝ちに近いんじゃないでしょうか。

混乱期のロシアなのでなんとなく雰囲気が湿り気のある内容や曲調で、日本のものに近い雰囲気がありました。日本の戯曲の湿り気は梅雨ですが、こっちは真冬の雪とかそっちの湿り気。

宙組重唱に定評あるみたいなんですが、この演目は大勝利でした。

結構ハーモニー重要なの多かったんですがそれも生かしつつ。

 

コロナで延期になって冬に公演となってしまいましたが、雪国の内容を寒い時期に観れるのもそれはそれで趣があるんじゃないかと。

 

以下、がっつりネタバレしてます。

 

 

はじめにパンフレットですが、ブロードウェイ版と東宝版の舞台写真は行ってるんでお買い得です。

海宝ディミトリがいます・・・3公演くらいしか出れなかった海宝ディミトリ。

あと真風ディミトリの紹介文に「泥棒のプリンス」って一行あるんですけど、泥棒のプリンスとは…?

 

まず題材について

アナスタシア伝説とか、名探偵コナンの映画でロマノフ王朝出てきたり割とあの王朝の話はなんとなーく知っている。あと漫画ですが「春風のスネヴラチカ」というのが今回のアナスタの時代と同じくらいかちょっと後かそのあたりのなんですがこれもロマノフ王朝がらみの話で面白いのでオススメです。

 

あと普通にラスト知っていたので「みんな(エンディングに向かって)がんばれー」って気持ちで観ていました。あのあるじゃないですか不穏な流れになるとなんとなく不安になるやつ。だれか死ぬのか??とか。

今回主要人物は死ななかったのでひとまず安心しました。誰も持病抱えてなさそうだし。あの時代結核とかで不穏な雰囲気だされるとちょっと不安になる。アーニャも健康そのものそうでよかった…。ロマノフ家の血友病患者がだれかまでは存じ上げないんですけど、ロマノフ王朝といえば血友病くらいイメージが大きい(ほかにもあるだろうけど)。でも彼女、ロシア大陸歩いてこれるくらいだから体はすこぶる丈夫ですねー良かった。でもロシアの距離感全然わからないんですけど多分足の裏えらいことになってるんじゃなかろうか。足指凍傷になったりしてなくて(多分)良かったね…。

 

ストーリーとしては、

詐欺師のディミトリが記憶喪失の女性アーニャをロマノフ王朝の生き残りとされるアナスタシアに仕立て上げて報奨金をもらおう!と思ってたら本物やったやないかーい!という話です(雑)

 

あとは人物、

ディミトリってもうちょっと怪しかったり姑息なのかなと思ったらそうでもなく、すごく誠実かと言われれば違うんですけど、そこそこ誠実な青年でした。真風さんの演じる役多分3割増しで懐が広く見える不思議。

スリや盗みでどうにか食いつないできたんだろうけど、たぶんこの人知能派な気がする。あと何を食べてそんなに大きくなったんだい?という真風ディミトリ(大きい)。

真風さん大きいんですけど(175くらい?)改めて舞台観ると大きいなあと。

東宝版は想像でしかないんですけど、周りも男性多かったから高身長の人のディミトリでも人込みに紛れれそうなんですが、真風ディミトリ普通に大きいので目立ちます。大丈夫かそれで盗みやると目立つよディミトリ。だから知能派に移行したのか…?

あと適当に見繕ったオルゴールがまさかの本物だったというファインプレーを見せる。運も実力のうちっていうけど引きが強いぞこの男。

あとこのディミトリはケンカもそこそこやれそうな雰囲気でした。

 

まどかアーニャはかわいく逞しい。小柄に見えるけどケンカが強い。

この人ならロシア歩いて移動できてそう。

言われたら言い返すし、短気ではないけど出るとこは出る強さです。

オルゴール開いた後の曲が好き!!

あと後半の紺色のドレス似合ってて綺麗だったな~。

そしてグレブさんの日替わりネタでドン引きしてる顔がツボでした。

2人のデュエットダンスの衣装が淡い水色か藤色で綺麗でお気に入りです。

雪イメージなのかな?

 

キキちゃんグレブは日替わりネタといういばらの道を突き進んでるので応援してます。

グレブさんは脚本の流れのために重要なキャラですね、おとぎ話で進ませないようにするリアリティ持たせのために重要です。

あとアナスタシアを殺すか殺さないかのところ、最終的にアナスタシアはいなかったと正式会見出たからいいものの、そうじゃなかったらロシア戻ったら命無いんじゃなかろうかとひやひやしてたんですけど、向こうも向こうで捜査打ち切りにしますって宣言してたし上手いこと首の皮つないだなグレブ…。

グレブさんへの目線は割と無常です。

アーニャが自分がだれかというのを見つけるのと対照的にグレブは父親の影に苛まれてますが、最後は父親と違う選択をするわけですね。ただ、グレブあの仕事してたら今後似たような案件は振られるような気がする。

 

風のうわさで、東宝版はバレエのチケット拾って観に来るところを、宝塚だとそのシーン無くなってると事前に聞いてたんですが、グレブさんだけ立って観てるので、普通に立ち見客じゃん・・・地位がそれなりにありそうな人がバレエ立ち見ってどういうこと?ってなりました。装置の都合上ああなってるだけで、実は座ってるていでやってるのだろうか。でもあれは面白すぎた。

 

あとは雑感です。

ちょこちょこ主要キャラしか出ないシーンの空間埋めるようにアーニャ兄弟が出てきてダンスしたりいろいろするのが画面が豪華になって良いです。

 

ボリシェヴィキのどっかの執務室?のシーン全然尺無いのに人海戦術で机と椅子だしてくるんですけどハイスピードでまたハケていく…あれ必要だったのだろうか。

全体的にボリシェヴィキのダンスの動き統率取れてて好きでした。さすが宝塚。

 

一幕最後の列車に乗る乗客たちのシーン、新しい旅立ちのはずなのにどことなくさみしいナンバー。故郷を捨て、一生帰ってこれないかもしれないそういう心情なのだろうか。

あとボリシェヴィキがアーニャたちを追ってて列車から降りるぞ!となってまさかの徒歩移動?のとこ、ディミトリとアーニャの体力無限大すぎますね。ディミトリは物取りで身に着けた体力なんだろうか。アーニャは言わずも。

 

バレエのシーン、後から出てくるロットバルトがごりっごりに踊れるし飛ぶので、踊れる人こっちにもってきたのかーってなりました。まあでも抱えてる劇団員でバレエシーンやるのが無茶なんですけどね。あそこのロットバルトは観て損はないです。

 

ホテルで「皇女様」の後暗転なんですが、

暗転中上に白いものが爆速で走っていくのが見えて(衣装が真っ白なので目立つ)そんなに急ぐ?となってたら、次のシーンまあまあなスピードでタキシードとドレスで出てこないといけなかったみたいで、出たよ宝塚謎の匠の技早着替え…。

海宝直人 舞台芸能活動25周年記念コンサート 感想

海宝直人 舞台芸能活動25周年記念コンサート

梅芸のシアタードラマシティの方に行ってきました。

 

当初25周年記念コンサートが市川しか発表されてなかったので、ちょっと行けないかもなと思ってたのですが、関西にも来ていただいて感謝しかありません。

 

細かいセトリは分からないので詳しく記載されてる方に託します!!ざっくりとした感想を。

 

開幕冒頭何やら赤ん坊(当時の海宝くん)の映像が流れる。

めちゃくちゃホームビデオ!!!!!

そうしてるうちにいそいそとご本人登場

公園でボールを掴んで離さない当時の自分にツッコミを入れてみたり

ホームビデオなのでお父様が「なおとー!」って呼んでる声もガッツリ入る。

 

なんだこれ(舞台芸能活動25周年記念コンサートです)

 

ファンミではないのか??

 

ファンクラブ入ってない自分からするととてもありがたかったんですけどね。

その後曲の合間に当時の写真が映し出されます。

ハイハイしてる時点で面影ある顔だな〜と思ってたんですけど、中学生くらいでミニ海宝くんで高校生で完全に海宝くん。おみくじかなんかやってるときの顔がすごく綺麗でした。

家の写真にしては(?)撮ってる角度がちょくちょく綺麗でご家族写真撮るの上手いなと。

 

あとお姉さんと弟さんと3人で江戸川をバックに写ってる写真が多かったんですが本人曰く、正月の年賀状で使うために毎年撮ってたとのこと。なにその海宝家の事情wwwwwwってなりました。

舞台芸能活動25周年記念コンサートで正月の年賀状の写真事情知ること後にも先にもないですよ。

(いいな知り合いの方々はこの海宝家の成長を見守れて)

 

あとトーク部分だと子役から大人になってから自分で役作りしないといけなくてっていうのを話されてるのが印象的でした。子役のときは子役をお世話?する大人がいたみたいでそういう世界からぽーんと出されるとそりゃあ多少なりとも戸惑うわなあと。

 

 

あと恥ずかしながら海宝くんの歌う歌ほとんどわからない(アナスタシアとレミゼは分かった)ので、トークで曲の背景とか思い入れとどういうとこが良いのかとポイントを説明してくれるのがありがたかったです。

オーバーチェアもファントムの「思いもよらぬ君」以外分からず。ちょこちょこいい曲だなーと聞いてたんですがなんだったのだろうか。いつか再会できるといいですね。

 

そうそう、オーバーチェアで海宝くんが指揮するんですけど、5分くらいで終わるのかなーと思ってたら10分くらいあって、開始早々からなぜ私は海宝くんの後ろ姿を眺めているんだろうか…とちょっと不思議な気持ちになりました。ちょくちょく客席に目線くれたんですけどね。

 

最初の歌唱はアナスタシアの「マイペテルブルク」

本人、役としては3回しか出れなかったと言っていて、3回が惜しまれるほどの声の伸びでした。

海宝ディミトリはそもそも梅芸に来ない予定だったので、梅芸で観れたのは貴重でした。

そもそも梅芸にアナスタシア来なかったですしね!!!!!!!!!!!!!!

 

去年の横浜のコンサートでは英語歌詞でマイペテルブルクを歌っていたので繋がりがあってうれしかったです。最後カテコでアリージャンスの英語歌詞で歌ってもらえたので、公演後は日本歌詞のアリージャンスの歌がきけるのかなー。

 

海宝くんの強いところは、いつ聴いても伸びやかな歌声や綺麗で芯のある高音かと思います。えげつなくロングトーンやった最後に声量上げてきたりしますしね。肺活量どうなってるんだ。

加えてコンサートで好きな曲の英語歌詞で歌うとこですね。へーアメリカでそんなに話題だったのかーと。

 

あと年代年代のポップスもちょこちょこ入ってて、「夜空のムコウ」とかもうそれミュージカルの一節だったのではくらいの情緒ある曲になっておりました。

 

舞台上に椅子置いてたんですけど、ミュージカルは立って、ポップスは座って歌っていたような。何の違いだろうか。

 

あと1人レミゼラブルメドレーをこなす海宝くん。

初海宝くんがマリウスだったので嬉しい限り。マリウスの曲の時は流石に曲の輪郭がはっきりしますね。

 

コンサートは海宝くん歌唱盛り沢山なのでとても良きなのですが、やっぱり役をやってる海宝くんも観たくなりますね。アリージャンスのチケット取らねば。無事幕が上がることを願います。

 

 

月組 welcome to takarazuka/ピガール狂騒曲 感想

2月の星組以来7か月ぶりの生宝塚大劇場でした。

ただいまただいま!!

行き道に新しくできた宝塚ホテル見に行ったりしてみました。

衣装とか展示してあって面白いですね。

さながらコラボホテル(?)

 

座席は間隔空けずに座れるようになってました。

観客も多いと拍手の音も大きくてなんだか安心しますね。

オケが録音なのでまた戻ってきていただけると嬉しい。銀橋も復活してました。オケがいないからなのか舞台から銀橋ショートカットできるように2か所台?橋が設置されてました。

 

 

ざっくり感想書いてきます。

※がっつりネタバレ

welcome to takarazuka

和もののショーでありながら曲はクラシックという和洋折衷(?)が面白かったです。

 

とくに「月光」のところ、下手の手前から斜め奥に隊列を作って銀色の扇子を2本使って踊るのが壮観でした。舞台奥も放射線状に伸びた銀色の針金?みたいなのが覆っていて、服装は黒で小道具や装置は銀色のさっぱりとしていつつ締まった色合いでした。

 

以前の星組エストレージャスの緑の衣装で隊列組んでボレロが流れているシーンが好きだったので、こういう隊列シーン好きですね。

隊列組ませたらピカイチな劇団、宝塚。

 

 

あとなんとなく気になったのがウェルカム宝塚の歌詞、サビまでのループまでが短い。結構ウェルカムいってんなーと思いました。

あと雪降ってるなかに鳥居があるシーン、

鳥居が乗ってる盆が回るんですが、どこまで回るのかなー奥にある鳥居と繋がるように…?ならない…S字ぽくして立体的に…ならない(ずっと回る鳥居)

なんやかんや一周して停止。

 

なんでじゃい!!!!

 

と思ったんですがこれが和の雰囲気なんですか時間の流れを感じるというやつだったんですかねわかりませんけど。

 

そしてコロナ対策なのか舞台上にいる組子が少なめな気がして寂しい…しょうがないんですけどね

 

 

続いてピガール

今回のポスターだったりビラ裏の珠城さんのビジュアル麗しくって好きでしたね。あと今回驚き

 

女性(ジャンヌ)役なのか!!!!!

※男装してる女性

 

という情報は最初に出してくれるので

へーそうなんだーとぼんやり観てたら

 

なんかやたらおおらかな性格してるジャンヌ出てきたな

良さげな服着て…って思ってたら

 

お兄さん!!!!

※これも珠城さん

 

そう、今回珠城さんは男装している女性と、

貴族の男性(ヴィクトール、2人は兄妹)の驚きの2役だったのだ

 

なんだそれ!!!!!!(すげえ面白いな)

 

しかも貴族男性の方全然説明なしで自然に出てくるから珠城さんの声(ちょっとジャンヌより勇ましい)してるけど雰囲気違うな??とちょっと混乱もした。

 

いやにしても力技だな!!!!

宝塚くらいしかできないぞこれ!!!!!

と、宝塚の力技の演出にちょっとワクワクしました。

 

物理的に無理なシーンは客席に顔見せないようにして代役さんがヴィクトールやってるんですけど、

舞台上にいるジャンヌ(珠城さん)となんやかんやで乱入する?ヴィクトール(代役)が劇中で停電になって20秒くらいで明かりが戻って

ヴィクトール(珠城さん)※ジャンヌは退場してるテイ

で珠城さんが高速早着替えでヴィクトールの衣装になってるのびっくりでした。

 

暗闇で早着替えってやばいな!!!!!!

※しかも銀橋の上

 

ただ宝塚、ショーだったりで早着替えは日常茶飯事だったりで割とノウハウがあるようで…

いやたまに思いますよ??えっあの人いつ着替えてきた????ってなるの

 

そのノウハウここで披露するんか?????(好き)

 

普通の劇団だったらとりあえず袖に引っ張って時間稼ぎさせるようなものを…なんてことをするんだ…(好き)

 

てな感じで宝塚のお家芸をここぞとばかりに披露してきて面白かったです。

 

あと男装してる女性⇆男性の入れ替えは違和感ないのが宝塚ですね。

 

あと推しの月城さん、ポスターでなんとなく胡散臭そうな役だな…って心配してたんですけど普通に良識のある大人でしたね。よかった。

あとやたら早口で歌わないといけないとこあったんですけどどうしたんですか演出家にどういう試みされてるんですか(?)

月城さん歌も安定感あるし元々声が落ち着いてる人なのか男役声も違和感ないのでいや良かったなと(?)

あと最後しれっとジャンヌとキスするじゃないですかしれっとすぎて見逃しそうになりました!!!

ああいうときってどういう感情で観てたらいいのかわかんなくなる時がありますね。

 

あと暁さん、あまり出番が多い方ではなかったので次に期待なんですが、ピルエット綺麗だし何回やるんやってくらい回るし、開脚からのリフトされるのも安定感あるし、うわーーーー早口バリバリに踊るショーまた観たいーーーーーってなりました。

 

あと鳳月さんが脚長いってアドリブ?でめちゃくちゃ言われてて面白かった。脚長いでいじられる人そうそういないと思う。

 

 

以下、ピガール突っ込みたいところ

よくよく考えたら
ジャンヌ→シャルル
ガブリエル→ジャンヌ
借金取り→ジャンヌ
ウィリー→ガブリエル
の感情(?)の矢印ごった混ぜでしたね。

どれも特に深掘りされぬままわちゃわちゃっと思った気がせんこともない…

 

書くときは題材絞りましょうって言われるでしょ!

私、十二夜の内容存じ上げないので「いやいや原作もこんな感じ!!」ってなってたら申し訳ない

 

あと最大の突っ込みどころ、

ガブリエル→ジャンヌ

のとこ、なんやかんや事故(?)キスはヴィクトールとしたんだけど、思いを寄せたきっかけはジャンヌじゃないのか???なんで最後ヴィクトールとくっついた??しかも珠城さんはジャンヌの姿なので代役がヴィクトールやってるし

 

いやね、あとピガールのさらっとしたあらすじだけで想像してた、
ガブリエル→ジャンヌ→シャルル
か〜大変だなドタバタじゃん〜って思ってたんですよ

 

ならんかったな!!!!!!!

 

本質の恋とはどこにあるんだ…わからん…

最後の最後まで

ガブリエル→ジャンヌ⇆シャルル

でも良かった気はする…

ヴィクトールは珠城さんの早着替え面白要素くらいで押し留めておけば良かったんではないだろうか

 

 

 

蛇足

そう、宝塚の座席は常にB席にしてるからこそ起こる事故がたまにありまして

 

ミラーボールの反射が直撃

(ミラーボールと目線が同じ)

 

舞台奥からコロガシの光直撃で「うおっ眩しっ!!」ってなるあれのもうちょっと時間間隔ある版

(ミラーボール回っているので当たったり当たらなかったりする)

あれ皆さんどう逃れてるんだろうか