ゆうくれない

何かを観た感想だったり諸々書き連ねた何か

柿喰う客「美少年」 兼ね役のメタさの利用

無料公開されていたので改めて観てみました劇団柿喰う客「美少年」

初めて生で観た柿喰う客の作品で割と好きだったのでどうせだしちょこっと感想まとめとくかと書いてみます。おもっくそネタバレしています。

 

この劇団結構言葉の雰囲気というか狂言回しっぽい言葉遣いをハイスピードでぶっ飛ばしていくので、文字に書き起こすと面白み半減してしまうため、気になる方はぜひ動画をご覧ください。

https://youtu.be/X0l_v4d2j58

ちなみにこの劇団がこのあとやった舞台「御披楽喜」は劇中にでてくるじゃのめ先生が出てきて今回の話とちょっとつながっているのでこっち観とくと面白いかもしれないです。

 

(あと全体的に美大生に怒られそうな内容だったけど、中屋敷さんは美大生に何か恨みでもあるんだろうかとか考えてました。)

 

この舞台、つくりとしては冒頭の

「そう美少年の獲得に失敗した我々はすでに美少年を演じるのを完全に放棄し・・・この物語を遠巻きに遠回りに演じながら予定時間の60分が過ぎ去るの

をただただただただただ待ち続けるのであった」

にあるように美少年をとりまいていた人々のストーリーが主で進んでいく(後半に美少年役としてでてくるけど)

でもまあ中心人物をあえて出さない手法は結構見る話だし、周りのリアクションから観客の各々が思う美少年像ができてくるので、下手に美少年として誰か出すよりも効果的な気がする。

 

以下なんとなく音の感じとかセリフ回しとかが好き集

「国語教育の限界ね国語教育の限界ね読む書く聞く話すの(略)」

「恵比寿のしがないシガーバー」6:42付近

「そうよ私は人の身の上話を聞くのが何よりも嫌いな女演劇の登場人物としてはあまりにも使い勝手の悪い登場人物」8:00付近

「そこにアートはあるのかい」

「へっデザインの音がする」30:20付近

 

題名にもある「美少年」であるひばりちゃんは、誘拐事件の被害者だった。

昭和最後の事件で、その犯人はいまだに不明であり、月日が経ち劇中の現在平成30年。

当時のひばりちゃんの話や、現在の時間軸で同窓会長が今のひばりちゃんの居場所を突き止めようとして、過去の事件の本末、そして現在のじゃのめ先生行方不明事件の犯人も判明する。

じゃのめ先生の話は長くなるので、担任とひばりの話について書きます。

 

この舞台、登場人物結構でてくるが、4人で兼ね役しながらやっている。

同じ役者がシーンによっては違う役を演じるが、特に衣装や化粧を変えるわけではないので、割と役者のビジュアルがそのまま投影される形だ。

 

舞台の冒頭にひばりパパと当時の担任が出てくる。

後々話が進んでいくとわかるのだが、現在の美少年ではなくなったひばりは、ひばりパパとして気がくるってしまった当時の担任と過ごしている。ただし、担任はいまだに昭和に起きたひばりちゃん誘拐事件の真っただ中にいて、ひばりちゃんの帰りを待っている。

ひばりは美少年として崇拝している元担任をそばに置くことで美少年だった特権というか、人生で輝いていた瞬間に溺れていた。

 

ちなみに、ひばりパパは後々でてくるひばりちゃんと同じ役者だ。

舞台をある程度見慣れている人ならこの兼ね役は納得すると思う。

基本的に父と息子が出てくるとしたら同じ役者が両方演じることが多い。

だからそういうもんだと思うじゃん冒頭。それが普通だと思うじゃん冒頭。

現代の時間軸でもひばりが「ひばりパパ」として、当時の担任は担任のままとして生きてるだなんてつゆほども思わないわけですよ。この兼ね役が当たり前(?)なので。

これが判明したとき、素直にやられたなーと思った。

演劇のメタい部分、役者が兼ね役をしているという現象をそのまま使っているトリックだったからだ。

 演劇観慣れた人ほどあのやられた感があるんじゃないかと思う。

 

そして、現在と昔が行ったり来たりするので、いまいち「ひばりパパ」がそのまま昔の「ひばりパパ」なのか、現在のひばりが演じている「ひばりパパ」なのか」いまいちわからない。

冒頭のシーンはどっちなのかいまいちわからないので置いときます。

ただ、11:42あたりの先生とお父さんのシーンは多分現在なんだろうな

「チャイムは鳴ってませんよ落ち着いて」のセリフが浮いているのでなんとなく違和感があったが、おそらくあそこは現在の時間軸なんだろうな。

 

チャイムが鳴って、

ひばりちゃんが帰ってくる(過去)と、

同窓会長がひばりと元担任のいる部屋に乱入する(現在)

の2つに次元が枝分かれするのでまあうまく作ったもんだなと。

 

ネタバラシの後のスピードマッハの伏線回収は割と気持ちが良いし、

最後に展覧会のシーンで裁判沙汰になる美大生お前もおったんかーとか小ネタ(?)もある。

前半は割とふざけてるシーンもあるけど、後半から一気にシリアスシーンに突入する温度差よ。

スピード感のあるセリフ回しの劇団のジェットコースターのようなテンションの上がり下がりを体験してみてください。

 

フランケンシュタイン

f:id:yuzumikansudati:20200223141639j:image

梅田芸術劇場

ビクター:柿澤勇人

アンリ:加藤和樹

で観ました。以下、倫理観があまりない人間の感想&ネタばれです。

 

総評として、アリかナシかといえばアリ。

あと、人類の創造って言っているけど、あれどっちかというとリサイクルでは?と思ってしまったが、当時の技術としてはつぎはぎにするので精一杯だろうし

ビクター自身も人間の部位は材料としか見てなくて、材料をくっつけたら人間になったぞ!やったね!な感じなんだろうな。

 

ただ、沼るほどかといえばそうでもない。

個人的に沼るポイントとしては、双方とも相手を求めていたのに、歯車が微妙にかみ合わなかったためにすれ違ってしまうやつです。

※主に1幕の話をしています。2幕はすれ違いっぽいですけど、個人的に実験が成功したのかとか、成功はどの範囲まで許容してるのかとか、そっち方向に意識をとられていて関係性にあまり目をむけられませんでした(なにやってるんだ)。

でも1幕微妙にすれ違いか…でも研究成功は2人の夢だろうから、ある意味すれ違ってない…?

沼る例:スリルミー、그림자를 판 사나이(影を売った男)

(ほかにもそういう感じのあるよ!ってあったら教えてください有識者

クパンサはなんというかペーターがベンデルのことめちゃくちゃ慕っていたのにその正体は・・・なとこですね。あれは別にある意味片方が相手のこと求めて・・・いなかったようなどうなんだろうでも(略))

 

あと、そもそもの設定として、「怪物をフランケンシュタインの友人にすればいいんじゃない??」と言い出した制作陣ひとの心ないな!!!(ほめてる)

墓堀してるアンリとビクター以上に怖いですよ。

クパンサもそういう感じにひとの心ない設定にしてますけど、何?韓国って制作陣の闇勢多い??

やめてくださいそういう設定好きな人間だっているんですよ!!!

 

 

好きな曲:たった一つの未来、夢の中で、人殺し(?)

たった一つの未来と人殺しの歌はメロディーが好きでした。夢の中ではどっちかっつうと歌詞かな。

 

そうそう、柿澤ビクターと加藤アンリ、お互い求めていてかっちり歯車かみ合ってたので沼らなかったです(率直)

感想をみると柿澤ビクターと小西アンリが陰×陰属性だったらしいのでそっちだと沼ったのかな?と思ったりしてますが、これはこれで面白かったです。

 

設定から考えると、ビクターは一族がもう町の人から良くない顔されてて(位が高いからそれ以上のことが起きないだけで、それなりの地位じゃなかったらもっと酷い扱いになってそう)、頭が良すぎて(そして生物を実験台としてみている)とこから友達もおそらくいない環境で、親の愛情も十分受けずに育ったところに、技術的に優れているアンリに出会うわけで。

ちょうど気も合ったし、腹心の友に出会えたのでビクター超ハッピー。

 

一方、アンリも両親いないし、学会から異端児扱いされてるし、生きてる意味わかんなくてそのうち自殺しそうな雰囲気だったところに「君の論文読んだよ、素晴らしい」って言ってくれる人いたらそりゃ惚れてまうやろ案件ですよ。

論文読んでくれただけでもいいのに、それに評価を与えてくれた神が目の前にいるわけですから、そりゃあ首差し出すわ・・・。

 

あと役者の要素も足すと、柿澤ビクターがあまりにもシャーロックみたく子供のまま大人になった自分勝手で人を見下してるわがままBOYなんですが(柿澤さんの十八番)

そこに心の広さが太平洋の加藤アンリが入ると、なんか・・・腹心の友っていうか第二の母っぽいんですよね。

飲み屋で泥酔した柿澤ビクターを介抱する加藤アンリなんというかオカンでした。

雑に対処せずに、はいはいもーしょうがないわねアンタはみたいな。

(でもオカンでありながら、それなりに女性の扱いが上手いので、遊びなれてそうではある。やるな加藤アンリ・・・)

 

しまいにはギロチン行く前の聖母のほほ笑みですよ。

ギロチンまでの流れですが、なんやかんやで葬儀屋を殺したのがビクターで、その罪を被ってギロチン行きになったのがアンリなんですけど、

加藤アンリだと、彼が一方的に思いついて柿澤ビクターに罪被るって言ってそう。

アンリ的には、どっちが良い研究者か分かってたと思うし、なんなら新鮮な首がいるのは本人も分かってたし、そして両親いないし、遺体の引き取り先がどうのとか考えると・・・となる気がする。

柿澤ビクターは権力でどうにかしようとしてましたけど、加藤アンリが悪魔のささやきでもしてた気がしますね。

「これで実験は成功する」

とかそういう感じの。

 

友人の生存か、研究の成功か天秤にかけた結果ではあるんですけど、何より加藤アンリがそれを望んでいた気がする。柿澤ビクターめっちゃ取り乱してたし。

あの聖母のほほ笑みは加藤アンリ主体だったんだろうなと。

自分の命より研究の成功優先するのもそれなりにヤバイ気がするんですよね。

どうせ死ぬなら人と研究のためになるならいっかなって感じですかね。

やっとアンリが死に場所みつけれたのかな。

 

それにしてもそれはそれでヤバイきがしますけどね。

正気じゃないぞ、もうちょい人間死ぬ前は顔を強張らせてもいいんだぞ!!

 

人間の死体を材料って呼ぶビクターもビクターですけど(でもそうやってみないと気が狂うと思うし、そう思ってる人じゃないとああいう研究向いてないきがする)

あんなに安らかに死んでいく人間ミュージカルであんまり見ない気がする・・・

加藤アンリ怖い・・・

 

そして、そんな友人をビクターは2回も殺してしまうわけですね(アンリ、怪物の2回)

しんどいな、ビクター。

 

 

場面前後しますが、飲み屋のシーンで「そっかー葬儀屋に行けば墓堀りなんてしなくてよかったな!!」

ってアンリが墓掘るモーションしながらわはっはって笑ってたのが印象的でした。

これ、普通だったら埋め立てとはいえ土掘るの割と重労働だったろうし、なんで手っ取り早い方法思いつかなかったんだろうかってテンションダダ下がりになりそうなとこだと思うんですけどそうじゃないんですよね。

 

ちょっと楽しそうなんですよ墓堀りの思い出。

多分、ビクターがボッチなのは確定として、似たようなことしてたアンリもボッチだったのかなと。それで初めて(?)の共同研究初めての共同作業が墓堀りだったりと考えてみたり。

張り込みみたいに2人で深夜墓地で死体埋めにくるのわいわい待ってたのかなと・・・

そうでもなけりゃあんなに笑顔じゃない気がする・・・

 ちょっとほほえましいんですよ、やってたこと墓堀りですけど。

 

ワイワイ楽しい飲み屋のシーンから一転、アンリ逮捕のシーン、落差がヤバイ。

脚本家は人の心がない(ほめてる)

たまにほかの方の感想で展開が急ときいてたので、そういうことかーと思ったんですけど、でもあんだけバッサリいってくれたほうがいい気がします。観た人にもよるんでしょうけど、私的にはテンポ良いという判断です。

 

一幕はこんな感じで、独りぼっちだった人たちが理解者に出会って、同じ目標に向かって協力してってまるでジャンプ漫画みたいじゃないですか。それは激熱なんですよ。

最終的に理解者の首を実験に使うんですけど。

 

 

2幕は倫理観置いといて話がしたいので、ちょっと覚書をここに。

 

音月さんはじめましてだったんですけど、カトリーヌの中低音の歌の方が声の広がりも無理が無くてとても好きだったーーーー。革命に参加する市民とかやってほしい。

 

あと、時折舞台の背景の額縁のようなものが十字架になってるのがとてもよかった・・・ただあれするなら影も十字になるようにあててほしかったな・・・。

 

場所場所に咲いてた赤いバラの意味がよくわかりません!!教えて有識者!!

 

はい、こんな感じです!!

 

 

こっから先は倫理観ちょっと置いておいた感想書きますのでご注意ください。

 

もしもあの研究成功してたら、論文の謝辞にアンリの名前書くのかな・・・とかそういうことを考えてしまうやつなので・・・。

 

2幕は怪物をあくまで実験台(実験結果?)としてみれるか、アンリの顔をした何かとして見るかで印象が変わる気がします。私は実験台としてみてました。

 

そもそもビクターは運が良くて運が悪いんですよ。

人類を創造するという目標があって、ちょうど戦争が起きてるので素材はごろごろ転がってるし、多分国も死なない兵士の研究とかでなるべく国に被害を減らせないかやってたんでしょうね。

国の研究予算の内訳と自分のテーマが合致したビクター運が良い。

予算とか、物資調達が困難だといろいろ行き詰るので・・・。

でも戦争が終わって、研究内容もアウト寄りのアウトなので葬り去りたかったんでしょうね。

柿澤ビクターの「祖国に栄光あらんことを」的なこと言うセリフ、一ミリもそんなこと思ってなさそうですごく推せた。

彼は幼少期母親を亡くしたのが発端で生命創造を目指してて、国のことなんてこれっぽっちも考えてないんですね。割とこれアブナイですけどね。研究姿勢はすごいけど。

 

でもまあ研究って最終的に自分の知りたいっていう欲求をかなえるためのようなもんだと思っているので、それを純粋にずっと続けられるエネルギーが彼にはあったんだな。

 

そしてアンリの首を使って実験をするビクター、失敗は許されない実験なわけです。

友人を実験台に使うとはいかがなものかとも思われるけど、

ただあの研究をしてるのはおそらくあの2人だけで、2人の目標こそ人類創造。

ただ、最期の2人の共同研究の成果があの怪物というのがなんともいえない。

 

ビクターは人間を材料としてしかみてなくて、人類創造した後のことを考えてなかった気がしますね。

創造した生き物の記憶とか知能とか…

でもビクターはもともとそういう考えだったのでそこらへんを考える必要はあまりなくて、

ただ誤算として顔がアンリなとこ。

 

柿澤ビクターはずっっと人として感情や倫理観の欠けた人間だったんですが、アンリと出会って人を人としてみれるようになってくるんです。

後々お姉ちゃんとか死んでいくときの悲惨さがそれです。

 

実験の対象物だけの存在とアンリを混同しているので、アンリが生き返ったと混同してしまい、生まれてきたのはアンリの顔をした怪物だったわけで…。

 

腹心の友の顔をした怪物に復讐されるのはしんどいな。ただ怪物もビクターの顔したジャックに色々されてたしどっちもしんどいな。

しんどいofしんどい。

 

ただ科学者として実験台を逃すのはあかんですよ、生殖能力の有無とかは考えないこととしても、環境に存在しない生き物を外に出してしまうのはあかん。なんならあそこが1番しんどいくらいだった。

 

あと、実験台たちがビクビクした動きするの、脳の電気がどーのこーのって話が出てたので、おそらく電流イメージだったのかな。

 

2幕はひたすら、アンリの記憶は復元(?)可能なのか、あの生物はどれほど生き永らえられるのか、しゃべれるようになるのか、そのスピードは

とか、完全に怪物を実験物として観ていてしまったので・・・

ところどころアンリの記憶が出てたみたいですけど追いつけなかった・・・。

 

ビクターの「お前喋れるのか」は実験体としてみたてんじゃないかなあ。

 

最後に怪物がビクターって呼ぶとこはさすがにアンリの意識持ってたんかい!!という衝撃と、腹心の友に復讐をされたビクターの呪われた生涯があまりにも不憫だなENDでしたが。

 

なんかそんなにしんどくないなーと思ってましたが感想まとめてるとしんどさがわかってきましたね…。

シャボン玉とんだ宇宙までとんだ

「こんなに有名どころの俳優集めて他の舞台は大丈夫なのか」と言われていた(そして思っていた)シャボン玉とんだ宇宙までとんだを観に行ってきました。

 

結果:なんかもう全てのノリと流れがすっっっっっごく懐かしい!!!!!!(※当人20代後半)

そしてこのクオリティのミュージカルが日本の一般的な水準になったらどれほど良いものか…。と思うくらいハズレなかったです。

 

仙名さんの退団後始めての舞台だから観に行かなきゃ…が8割、内容をほとんど知らず役者が豪華すぎるし、もうこれでハズレたらそれはそれで珍しい(失礼)という思い2割でした。

見ていただきたいこの役者陣の豪華さ

f:id:yuzumikansudati:20200214234153j:image

 

書かれた時代が時代なので、服装がまんま時代のものなんでしょうけど、それ以上に雰囲気とかセリフ回しが開幕すぐに15年前くらいの上演舞台にタイムスリップした気分になりました。

懐かしさを感じるノリ、テンション、ギャグ(主に宇宙人組、ギャグやりかたとモーションの空気で笑わせにくるとこ)

 

茶店メンバーの掛け合いとかがもう何て表現したらいいのか分からない懐かしいノリ。

床屋のパーマ中かなんかのお客さんが入ってきて戻って次来た時はパーマ失敗してるあのワタワタ感が際立ってそれ。

 

あと地上げ屋がやってくる件とか。

 

懐かしいっていう感情があるってことは私の過去ーーーーーの過去の観劇の記憶それなりにあるんだなとちょっと自分自身に感心しました。

 

以下、雑多に感想まとめ

 

幕開きの曲がすごく宝塚のショーっぽいな・・・書かれた時代が時代だからそう感じるのかな(失礼)とか考えてたら芳雄さんの役が宝塚の作曲家になるからそこに重ねてるのか・・・?

 

•ヘタレめな男が似合う井上芳雄、昭和な男が似合う井上芳雄

「ひどい!」かなんかそういうセリフの時の横になった腰と腕の隙間が絶妙で面白かった。

あと私のファースト芳雄さんはアルカディアの家庭教師の役だったし、そのあとはエリザベートのトートだったのもありなんとなく外国のイメージ強かったでんですが、組曲虐殺をみて日本人の芳雄さんもいいなあとなり、今回の昭和(?)な芳雄さんもよかった。井上芳雄オーラが変幻自在な芳雄さんがまた観れた。

 

•作曲家を目指す井上芳雄

モーツァルトやったやんとぼんやり思ってしまう。完全に仲の人ネタ。

 

•宝塚風シーンで発揮する元花組トップ娘の仙名さん

風ではあるものの、退団後にこういう姿が観れて感慨深い・・・。

あと役柄的に人を振り回す仙名さんが単純に好きでした。あの時代の裕福な家庭のお嬢さんだった・・・。

 

ブレンド

このギャグじわじわくる(好き)

宇宙人組地球人語翻訳機が絶妙に間違えるこの・・・雰囲気とても懐かしい・・・

ブレンドが飲みたくなる。

ギャグで乗り込みつつ、最終的に深みを持たせるのいいぞ!!

 

•音楽の巨匠っぽい貫禄が凄い上原理生(井上芳雄とは7歳差)

多分今まで出会った音楽の先生か教授にこういう人いたんだろうな(偏見)と思ったくらい、ステレオタイプではないだが絶妙に癖がある。

あと声質と髭のせいかもしれないけど、名探偵コナンの新一父の影がちらついた。

本人33歳だけどこのナチュラルにそれ以上の歳にできるのは宝な気がする。

 

•声が良い上原理生

父なる大地役:上原理生 でも違和感の無い深みと優しさのある声。

 

•歌が素直な内藤さん

癖が無くて、実力をひけらかすわけでもなく、ノンストレス歌唱。

 

•ニュースのお姉さんあの時代の人っぽい仙名さん(※私は多分記憶が無い時代なので感覚でものを言っています)

 あの声のテンション再現できるのすごいと思います。

 

•10年待つ決意をする井上芳雄(ヘタレって言ってごめん)

 心の中で芳雄さーーーーーん!!と叫んでしまった(役名で言いなさい)

周りに反対されても獄中婚実行しようとしたり、ほんと好きなんだなって。

無償の愛とはこういうことなのかもしれない。

星組 眩耀の谷~舞い降りた新星~/Ray-星の光線-

新生星組よかったです。

推すしかないですね。

ロクモから思ってましたけど確信ですよこれは。

 

 

ちょこちょこっと感想をざざっと。(※敬称略)

(ネタバレ含みます)

 

礼真琴の声、声優の甲斐田さんとか斎賀さんにハマったひとはハマるので気をつけてください(何)

 

劇もショーもなんか良くわからないですが

「それでは礼真琴のソロタイムをお楽しみください」

時間が多い(良い)

宝塚でソロタイムっつっても周りに人ZEROの状態ってあんま記憶に無いんですが…?

いや普通に舞台上ソロでも全然イケてすげえな礼真琴って思ったんですよ。

そして演出家たち(ショーもソロシーンあった気がする)の自信も凄いですよね

「礼真琴なら場が持つだろう」

っていうその自信(正しい)

 

凄いですね宝塚大劇場って結構間口も奥行きもアホみたいに広いんですけど全然気にならないさせない礼真琴よ。

 

あと舞空瞳と踊ると2人とも地球の重力無効化してんのかってくらい身体が軽くってしなやかですごいな〜このペアは創作ダンス系が似合うと思う。

 

 

各パート感想

眩耀の谷

ええもう最後民族大移動やん…(ふと思い浮かぶゲルマン民族大移動の言葉)と思いつつ、戦いを避けるその方針はいいと思う(まとめ)

なんかフン族っていたな…?と思ったんですけど時代が違うのか…?(世界史うろ覚え)となったり。

謝珠栄さんの振りは鬼畜なイメージでしたが今回そうも思わなかったような…?みんなが上手いのか…?

礼真琴のレベルに合わせると常に振りが鬼畜になりそうで本当に大変だろうけどだがそれが観たい。

あんま言うもんじゃないですけど、彼女のヒール結構あるじゃないですか…でもあんなに翔んで跳ねてダンス上手いってほんと凄いなって…

 

あとストーリーで実は王族の血をひいてました〜は宝塚あるあるなのでもうなんでもいいかなって。

 

愛ちゃんはガタイ(主に肩幅)がいいので兵士の格好が似合うなあ。なんか勝てそうな気がする。

あと星組ってちょこちょこアホの子出てくる気がするんですけど気のせいですか??(かわいい許す)

 

礼真琴と天寿光希は中国系の服が似合いますね…天寿さんのお団子(?)ヘアめっちゃ凄い…なんであんなに似合うの。

 

全体的にいい感じに終わった雰囲気だけど周の国の人たちはあのあと…?と思いつつ…

 

 

 

Ray-星の光線-

僭越ながら、自分の名前を連呼されるのってなんか照れないのかな…とふと思ったりしました。それだけです。

 

私は花組のビューティフルガーデンとか、シャルム!とかで出てきたあの、どっっっぎつい紫の生地衣装が大好きです。

あの紫なんなんでしょうね。宝塚以外で使ってるのか不思議なくらいドギツイ(失礼)

 

綺城ひか理がちょこちょこ気になっていたので、星組に組み替えかーどうなるんだろ〜と思ってましたが案外馴染んでいたような。

花男独特の〜とかよくわかんないんで余計かもしれないんですけど。

でも綺城さんの目のメイクの仕方、他の人はアイシャドウ濃いめにやってる傾向なんですけど、彼女はアイラインがっっっつり派っぽいですね。花組どんな感じだったけな…

スラッとしているので見つけやすい。

ただ、初見でマイクの調子が悪いのか…?ってくらい声が篭っていらっしゃったのであれはどうにか…聞き取りづらい…

 

愛ちゃんセンターでスーツのとこ、私はあそこ絶対綺城ひか理がいると思って探したんですよ。いましたよ。

だって綺城ひか理の身長を活かすスーツを着せないわけにはいかないでしょう?????

やっぱいました。演出家と握手したい。

 

そして!!!中詰の!!!!!!!チャイナ服?っぽいやつ!!!!後ろの階段で何人か座ってるのがやばいですね1つの絵になってましたね。

なんでみんなあんなに中国系の服着こなせるの??????????

あとあのシーンの礼真琴のオーラがやばかったので、是非とも星組で香港マフィアの話やってほしいです。

 

終盤、あれー?ショーでいつもあるトップスターを称え神格化するターンくる前にラインダンス始まったぞ〜?となりましたがちゃんとありました。

しかも令和と礼かけあわせにきてる。

演出家がネタが出なさすぎて絞って絞って出たのか、ドヤ顔で出したのか気になるところ(失礼)

 

フィナーレの燕尾服で大勝利確定ガッツポーズです。

客席に背中向けて降りてくるトップを屈んで(?)待つの好きなのでもう言うことないです。

 

韓国で食べたご飯

アレルギーも特に無いし、せっかく海外来たんだからとりあえず気になったの食べてみよう!

をモットーに色々食べてみました。

 

キムチ好きなので、行くとこ行くとこキムチが出てきて嬉しかった。日本でいうとこの味噌汁感覚で出てくる。

 

あと無類の(?)ビビンバ好きなんですけど

 

今回食べてない

 

あんまり生き急いでもアレかなと思って

次の楽しみに残しておきました。

(負け惜しみ)

 

初韓国到達(?)記念すべき初ご飯。

大学路のお店

スンデスープ

f:id:yuzumikansudati:20200118203128j:image

食べ方がよくわからず近くのお姉さんの食べ方を真似してみたり(お姉さんすいません)

ちょっと辛かった…

しかし生のししとう?はどうすれば…

ってなりました。

スンデは韓国風ソーセージで、生臭さも特に無く

具沢山の変わったソーセージ(?)でした。

次も食べたい💪

 

 

サムゲタン

f:id:yuzumikansudati:20200118203202j:image

そろそろ白菜のキムチが恋しくなる。

いや大根キムチも美味しいんだけどね。

こっちの大根キムチは結構大きめに切ってあるので食べ応えがある。

 

そしてサムゲタンを知らなくて

「これは何肉なんだ」から始まり

「わー肉の下になんだこれお米…餅米だー」

ってなったり結構チャレンジな注文をしてた。

 

そしてお手拭きも何も無い!!とワタワタしてたら机の引き出しに入っているタイプ(1軒目もそうだった)

f:id:yuzumikansudati:20200118203218j:image

 

グクス(たしか)

f:id:yuzumikansudati:20200118205414j:image

ようやく出会えた白菜キムチ

さっぱりしていて胃に優しい味。

あと気がついたけど、

金属のお箸で麺物食べるの難しい。

 

 

大学路のお店

チャンジグクス 

f:id:yuzumikansudati:20200118205426j:image

さっぱりめ麺類再び。

またしても白菜キムチ。

ここのお店のキムチが1番味が好きだった。

韓国版スリルミー

 

2018、2019年の成河&福士ペアに殴られて以来忘れられないスリルミー。

過去、日本版や韓国版の感想ツイートやブログを読み漁り、どうやらキャストの組み合わせと同じくらい解釈があるらしい・・・。

 

そして栗山さんの演出と違うスリルミー、

俄然興味がある!!

ということで興味と気合でちょこっと韓国語も覚えて乗り込んでいきました。

2ペア観てきたんですが、とりあえず全体的なことを書きます。

 

舞台装置:

話題(?)の舞台装置ですが、普通に良いんじゃないでしょうか。(前の席だと二階部分が観えづらかったが)

確かに今までの舞台装置からすると物が大分多いんですけど。

いろいろな舞台装置の可能性が観れてよかったです。

今回の舞台だと照明が割とカラフルに使ってても違和感なかったですし、

どうしても左右の演技が増えがちですが一段上がったところは青照明を当てていたりして立体感は出てたと思います。

横長なので電話のシーンも「私」と「彼」が上下で同じ動きしてて面白く、あのシーン全般的に好きです。

思ったより劇場の奥行が狭くて驚きましたが。

あと映像で後ろに星球つけてるんだなー

ロマンチック~と思ってたら

 

ただの壁の傷でした。(「計画」のとこの映像)

 

黒い壁に白の細かい傷ついてたら

そうみえるじゃない!!

確かに星球にしてはちょっと位置が

低すぎでしたね(そういう問題でもない)

 

落葉した木々は最初「冬にやる公演だし冬使用なのかなー葉っぱあったら照明邪魔だしちょうどいいな」とかぼんやり思ってましたけど

 

そんなわけなかった

 

・汚れた窓

・灰色の壁

・落葉した木々

・古めかしい階段(金属っぽい?)

ちなみにこの階段部分、緑の照明が綺麗にあたるので(青もあたるかも?)

昔は綺麗な銅でできたものだったが年月が経って錆びて青銅になった雰囲気になってる。

 

わあこれ完全に「私」の脳内箱庭じゃん。

 

時が経過してありとあらゆるものが錆びたり汚れきった中、「彼」だけが当時のまま現れるのヤバイですね。

(ロスコ焚いてもっくもくで出てくる)

 

あと二階部分があるので一階部分の照明は全部前から当てないといけないの

地味に鬼畜仕様だと思いました。泣いちゃう。

(舞台装置そのものが高さあまり無いので一階部分に吊るせない?)

木の後ろに小さい照明つけてたりしてて随所に工夫してるなーと。

 

あとよくよく思い出すと階段の手すりが片方だけにしかついてないので、二階と一階行き来するときとか踏み外すと落ちる・・・怖い・・・

(特に劇中に踏み外したりとか無かったです。)

にしても電話のシーンで暗めの照明で二階と一階行き来するの鬼畜では??

(シーンによってはほぼダッシュで階段下りてこないといけない)

 

あと後ろの壁は自動で動いたり「私」が稼働させたり。

 

 

照明:

横からの照明がシーンによっては「白」「オレンジ」「青」「緑」(4つそれぞれある)

割とカラフル!!実際はそんなにカラフルに当たってるようにはみえなかったですけど。

立ち位置によって当たる色が変わってた気がするので、場所の区切りとかその時の心情を出していたんではなかろうかと思ってます。

教えて!有識者!!!!

 あと「私」がカバンを壁側に投げる場面、青の照明に当たらないのか毎回ちょっとひやひやする・・・。いや当たらないようになっているんだろうけど・・・。

 

 

ペアごとの感想~

私役:ヤン・ジウォン(양지원)

彼役:ノユン(노윤)

f:id:yuzumikansudati:20200118172540j:image

8歳差スリルミー。

 

ハモリはこっちのペアの方が好みだったかなー

と思いました。

すれ違ったゆえの99年。

双方の行動がもう少し違っていたら

こうはならなかったんじゃなかったかなあ。

と、ジウォン私の哀しみの表情で

そう感じられました。

ちなみに最後のスリルミーのとこは

「私」だけが振り返って幕。

彼は壁を向いたままでした。

最後まで「私」を見てあげない「彼」・・・

もうジウォン私が最後までかわいそう。

 

ジウォンさん伏し目がちな表情がめちゃくちゃ「「「美」」」で哀しみの表情が上手い。

あと気軽に(?)影を背負える。なんで。

インタビュー動画とかだと盛り上げ役なお兄さんだったのに何でこんなに影を背負うのが上手いのか。

  

そしてジウォン私、

彼氏にDVされて周囲から別れろっていわれても

「でも彼には僕しかいないし・・・」

ってなんやかんや別れなさそう

(あくまで個人の意見です)

 

前半は終始デレッデレである。

 

「彼の好きなとこは?」と聞かれたら

「全部(ハート)」な勢い。

 

契約書のシーンで彼ガン見で

見事なタッチタイピングを披露。

 

放火のシーンがめちゃくちゃ・・・

なんかこう全年齢対象ではない雰囲気・・・

燃えてるのは倉庫とあなたの心ですね??

ってかんじ。

 

電話のシーンで「いや、お前だけだ」

って言われたリアクションが

えっとどういうリアクションしようかなと

考えて冷めた表情したのちに

純情そうな雰囲気で返していた。

 

ただ、彼が土下座して司法取引を取り下げるよう頼むシーン、ほぼ無表情だったけど少し哀しみもあるような?

あんな姿の彼見たくなかったんだろうなあ。

と少し心が痛む。

「私」が選択したことなんだけど、

あまりにも哀しすぎる。

 

 

ノユンさん、今期スリルミーキャストで最年少。

ノユン彼、声が渋くて結構ドスもきかせるので

ところどころ怖くて泣いちゃう。

どうにか利用してやろう感。

最低限のことしかさせてくれなさそうな冷酷さ。

公園でタバコを吸うシーン、「私」に迫られると

灰を落として去っていくの最高でした。

「私」の目の前はタバコの灰と煙だけ・・・。

 

公園ファイトのとこは床にいる「私」の顔面を

蹴ろうとするえげつなさを垣間見るが、

さすがにやりすぎと思ったのか

蹴らない優しさ(?)をみせる。

ノユンさん、もう少し演技の引き出しが増えるとさらに魅力的な彼になりそう。

 

 

生韓国スリルミの初のペアだったのでいろいろ衝撃のまま過ぎ去っていってしまった・・・

 

 

 私役:キム・ヒョンジン(김현진)

彼役:イ・ヘジュン(이해준)

f:id:yuzumikansudati:20200118172548j:image

「私」の計画的な犯行でまんまと99年になる「彼」なペアでした。

 

隙を見つければ唇を狙う「私」

さほど怒らずにストップさせる「彼」

(そしておとなしく聞く「私」)

床が抜けるほどの態度の殴り合いをするペアでした。

床が瀕死。

盗み働いてきたとき、「彼」が荷物こっちによこせってするのに言う通りにしなかったり、

ちょと近くに落としたら蹴り返して

「こっちにもってこいっつってんだろ」

って態度したり

それに負けない「私」の態度だったり一触即発。

観てるこっちがヒヤヒヤする。

最後のスリルミーは両社向かい合って幕。

結構バトルするこの2人に合った幕かと思いました。

 

「彼」と一緒なら地獄行きでもかまわない☆

逆に彼のいない世界とか地獄じゃん☆

な狂気of狂気をみせるヒョンジン私。

ニコニコしてるけどその笑顔が狂気、ヒョンジン私。

自ら狩りにいくというよりは

アリジゴクに落ちるのを待っているとか、

蜘蛛の巣にひっかかるのを待つとか

そういう静かな狂気かなあ。

主張もそれなりにちゃんとする。

イライラを包み隠さないヒョンジン私。

仮釈放の審議でもイラついたら床を蹴るのでもう少し取り繕おうよ・・・

と思うけど、この人一定レベルと認めた人以外はどうでもいいタイプなのだろうか。とも思ったり。

 

あとたまに見せる絶対零度の眼差しがヤバイ。

 

「今」の「私」を演じるときの目が印象的。

おそらく過去の私のシーンではしない目。

なんだろうな、下瞼を下げたような目をしていた。

 

暗転前にいつも意味深な表情をするヒョンジン私。

暗転前芸が良いです見逃さずにご覧ください。

 

契約書前にニヤッとし、電話のシーンも態度悪いし(ズボンのポケットに手を入れてる)

完全に計画通りな顔してますやんけ

最後の最後にどんでん返し感は薄くなるけど、こういうのもありだなと。

純情そうな雰囲気出してるのに

ところどころ悪い顔するのいいですね。

 

印象的だったのが「計画」のとこ、

「彼」に羽交い絞めにされているのが

嬉しいのか何なのか終始笑顔。

歌詞はまったく笑顔になれないのに笑顔である。

この私、供述はうまくいけば

穴の無い供述できそうなのにわざと手を抜いて

穴ばかりの供述をしてるんじゃないかと。

だってこのシーンの暗転前意味深な顔するじゃん。

 

公園でタバコ投げつけられるところ、

ブチギレですやん・・・。

「おっ???でるとこでるぞ????」

って顔してましたよ。

完全に「彼」終了のお知らせでした。

 

そして司法取引を頼む「彼」をみつめる「私」

笑顔

笑顔ですよ奥さん。

何・・・そのいいもん見たなみたいな笑顔・・・。こわっ・・・。

そして「彼」からごめんなさいキスを拒否するとこですが、

哀しみZEROで

「ん?主導権はどっちだと思っているのかな~ぼ・く・だ・よ?(ハート)」

な余裕のほほ笑みで明確な拒否をしたのち、

自分からガッといくという。

この人恐ろしい。

あの場面、「彼」が主導権を取り戻そうとするとこかとは思うんですが、

「私」のいでたちと余裕な表情で完全にそれが

不可能なことが立証。

拒否ではなく不可能なんですね。

 

その後の99年も笑顔で

「じゃあ・・・答え合わせするね☆」

のノリです。

そんなノリでネタ晴らしするんじゃない

(こわい)

 

ちょこちょこ「私」がネタ晴らしの演技をするので、「彼」がその手中に収まってしまった(と一瞬なる)瞬間の絶望がヤバイ。

 

あと最後の公演のシーンはエンドレスループ

感じでしょうか???怖い。

 

あと余談ですがキスシーンの後とか、

なんか勢いづいた後に唇拭う。

 

 

ヘジュンさん、ちょこちょこアピールするときに首を左右に動かすので色気がある。

あと「私」の触り方が色気というか

全年齢対象ではない触り方!

それで何人の人間を虜にしてきたんですか!

な常習犯さを感じました。

竹宮先生とか萩尾先生の描くギムナジウムもので隠れてタバコ吸ってる上級生でした。

 

そして、場面場面で演技の楔を打ってくる。

スリルミーって「私」がおいしくって下手すれば

「彼」が陰ってしますと思うんですが、

ポイント押さえてくるのでそういう感じが無く。

 

あと日本版だと「世の中騒ぎだすー」の歌のとこの気迫がやばくて泣きそう。

あんな気迫見たことなくて

「新曲か??」ってなりました。

あの場面の「彼」と「私」の角度と高低差と気迫が良かった。

私が画家だったら絵に残してた。

 

そして司法取引やめてと懇願するとこ、

割とプライド無さそうで、迫真の演技で「私」にすがりつく(比喩)

保身のためならプライドは投げ捨てれる系。

(でもそんな中「私」はニコニコしてるので絶望度が増す)

 

アフレイドのシーンは見ごたえがありました。よかったです(語彙力)

死にたくない感、若さゆえの未熟さ、崩れ去っていく瞬間の美しさというやつです。

 

 

ペアの数だけスリルミーがある、そんな感想を抱いた韓国スリルミーでした。

 

 

 

韓国スリルミーのために初めて海外に行ってみた

突然ですが、皆さま観劇で人生を狂わされた経験はありますか?(ポジティブな意味で)

 

ずっと忘れられない名舞台、あの曲が大好き!なミュージカル、もしかしたらあるんじゃないでしょうか。

 

私の場合は2018-2019年のスリルミーです

(成河さん福士さんペアしかみれてないですが)

 

2014年も情報を掴んでいたんですが、当時田舎の大学生だったのもあり、そしてそんなにハマるものだとも思っていなかったので見送りました…。

そして社会人、都会に移り住み観た訳ですよ、観てしまったわけですよ。

 

まんまとハマりました。

 

ミュージカルもそれなりに好きで色々観てみたり、Twitterの大海原を漁っていると、とある呟きが目に入りました。

 

「日本のミュージカル好きは、いずれ韓国のミュージカルを観に行くことになる」

(のような内容。どなたの呟きか忘れてしまいました…)

 

いやいや流石に海外まで行っては観ないでしょ〜(笑)

 そう思っていた時期が私にもありました…

 

そして2020年…

韓国で新演出版「スリルミー」、同時期に「SOML」も公演、そして韓国ミュージカルファンの方々のツイートを漁っていたら目に入った「影を売った男」PV観たらはちゃめちゃにかっこいい…

 

…行くしか…ないのでは????????

 

動画を観るとまあ皆様歌が上手い…

そして(舞台によるけど)ちょっと雰囲気や設定、衣装の厨二っぽさ…良いじゃん!!!

行くしかないのでは!!!

 

と、いうわけで初めての海外、大学の第二外国語で選択してすらいなかった韓国に行くことになったのでした…(ちなみに選択はドイツ語)

 

結果:舞台めちゃ良かったです!!!!!!!

 

各舞台の感想は後々ちゃんと書こうかと思います。

渡韓の個人的な覚書を残しをば。

 

ちなみに観た演目はスリルミー×2、ストーリーオブマイライフ、影を売った男 です。

チケットは韓国のチケットサイトの英語版で購入。韓国語だけだったら詰んでましたが、英語だったのでどうにかなりました。あと購入方法を説明してくださるサイト様もあり…感謝です。

 

ちなみに、スリルミーは劇場内でちょこちょこ日本語が聞こえてきて

「・・・いらっしゃっている!!!!」ってなりました。

一人でしたが、そういうとこであんま不安にはならなかったです。

 

スリルミーは日本版を観て、2014年版のCDも聴いて内容をほぼ暗記、

あと韓国版の動画もちょこちょこ観て・・・。と、割と準備したつもりでしたが、

ちゃんと韓国語として理解できた曲は数えるほどだったかなあ・・・少し悔しい結果。

ただそれぞれの役者さんの解釈がめちゃくちゃ興味深く、かみしめてました。

表情で語る・・・。表情は万国共通・・・。

 

ストーリーオブマイライフは

スリルミー以上におもったより聴き取れず・・・。

日本版の流れを思い出しながら観てました。

アドリブで笑いが入ると「今なんていったんですかーー!!」 

となって勉強不足を痛感。

 

影を売った男はもう1割も聞き取れてたのか謎。

とりあえず「影を売った男」とか「悪魔」とか、

キーワードをなんとなく調べていきました。

あと事前に感想ツイートとかブログを拝見して

あらかたの設定と流れを知ってみていたので

「多分この言い合いはあの感想のここか・・・?」となりながら。

ただ、これは曲とビジュアルで殴ってくる系部舞台だったので

言葉がわからなくても面白かったです。

テトリス式迷路よかったなあ…。

 

とまあ日本版の内容と照らし合わせながら聴き取ったりがほとんどでしたが、

そもそも曲がいいし歌もうまいし、演技を観てればなんとなく内容が想像できるので苦痛ではなかったし、楽しかったです。

 

観れてよかった!!!!!

 

 

 

以下行くにあたって色々準備とか色々書いてみました。

 

番外編1行くにあたり準備したこと

 

とりあえず最低限どうにかできるようにしとくか・・・といろいろ情報を収集し、案外日本語表記も多いこと、英語がある程度理解できるならどうにかなりそう

などなど見通しがたったので、できる限りの対策をしてみました。

実際、空港とかの館内放送の順番が韓国語→英語→中国語→日本語なのが多かったので、 英語で聞き取って日本語で確認作業って感じでやってました。 

 

ちなみに私は

英語:日常会話程度ならいける(たぶん)、論文ならそこそこ読める(スピードは遅い)

韓国語:スリルミーで出てくる単語を少し覚えた。ハングルが読める(ようになった)

 

くらいの語学力です。

 

韓国語に関しては思い立って3ヶ月くらいスリルミーの動画観たり、字幕が出てるPVとかは歌詞書き起こししていつの間にかハングル覚えたり。

他の舞台の動画観たりしてとりあえず韓国語を聞き取れるようにしてみました。

いやー全然知らない言語って右から左に流れてくるじゃないですか…

とりあえず意味は分からなくても何か言ってるんだな…って意識持てるようにしよう!ってやってました。

あと単純に歌が上手くって言語関係なしに聴きたかったのもあります。

 

韓国ミュージカルで語彙を勉強するメリット:

楽しく覚えられる

必要に駆られている

(まったくわからないと楽しめる自信が無かった)

繰り返し同じ言葉を使うので覚えやすい

例:スリルミーのMy glassesの「僕の眼鏡」連呼

 

デメリット:

日常会話で使えるものが少ない(気がする)

(これは好きになるものによると思います)

 

「呪い」とか「殺人の道具」とか…(一例のチョイス…)(語彙で分かる聴きまくった曲)

ただ日常会話で使わなくてもミュージカルで頻出だったりする…

(「呪い」はフランケンシュタインで覚えて、影を売った男で出てきたし、「殺人の道具」はスリルミーで覚えてフランケンシュタインで出てきた)

 

「人間」とか「運命」「生命」は漢字を韓国風に読むとこうなるんだな…と覚えやすかったですし、「契約書」「約束」「満足」あたりは日本語とほぼ同じだなーとか。

 

あと、東京外大の言語モジュール(http://www.coelang.tufs.ac.jp/mt/)でちょこっと文法を勉強してみたり。あんまり長続きしなかったですが…。

これで文中の助詞は分かるようになりました

(他にも分からないといけないこと多いんですけど)

 

他にも慣れない土地(結構都会)に行った時に地図や案内板を英語だけでも理解できるか実験してみたり。

案外いける!!!!と思い、向こうに行ってもどうにかなるかなーと。

 

そんなこんなで1人行ってみたわけです(準備不足感が否めない)

 

他にも翻訳アプリとか地下鉄乗り換えアプリ入れておいたり。スマホあればどうにかなるやろ・・・感はありました。

ただ命綱:スマホ が死んだらまじで詰むな・・・とも思ったので、

韓国会話集の本持ってたり(旅行で使う系の)、「スマホをなくしました」「警察署はどこにありますか」

とかヤバイときに使う会話集みたいなのを作って持っていきました。

ヤバイときに使う会話集は使う機会が無くてよかった・・・。

 

あとはお金を一か所のまとめておかずに分散させておくとか。

スられたときの予備とか、強盗にあったときに渡せるように用で・・・

強盗うんぬんはお金渡して命が助かるなら安い!!!と、大学のときに海外安全講習みたいなのを受けたときに印象的だったので実践。

ただ紙のお金使う機会は今となってはほぼ無くクレカばっか使ってたしどうなんでしょうか。

あと、持って行ったクレカは1枚だけだったので、

2枚持って行ったほうが良かったかな・・・とも思ったり。

 

 

番外編2宿泊先

 

とりあえずなんかあってもいいように、宿泊先は日系のとこで、ホテルの方が日本語対応可のとこにしました。

予約も日本の公式サイトからいって、韓国のホテル予約でも日本語のままでした。

支払い金額がウォンで表示されるくらいであとはふつーーーーに日本のホテル予約するかんじ。

元々東京遠征とかの宿泊先はビジホばっかで、ドミトリーとかカプセルホテルとかが経験無かったのもあります。あとビジホも東横インとかアパとか多少高くなってもチェーンにしてます。

 

そして韓国の日系ホテル、泊まったとこはテレビもNHKが映るのでホテルに戻ったら韓国のテレビは観ずになぜかNHKを流すという・・・。

やっぱりちゃんと日本語聞こえると落ち着きした。

 

 

番外編3、ちょっと慌てた集

 

・乗った電車が数駅行った後に回送

行先ちゃんと見とけよ~な感じですが、なんかアナウンスが流れる

しかし韓国語しか流れないので「???」状態

乗客が下りていく→ついて出る→電車内の電気が消えて電車が発進

→私「当駅で回送だったのかー!」※遅い

 

・空港行きのバスが満員で次の便乗ってね!と置いてかれる

全然間に合うしむしろ着くの早すぎるかなあと思いつつ、一応早め早めに動こうとほぼ始発のバスに乗ろうとするも、

 

まさかの満員で乗車拒否!!!!!

 

タクシーの運転手?が来て乗ってかない?と並んでる人に話しかけて何人か乗っていたんですが、

ちゃんとしてないタクシーもあるから気を付けないとだめだよ!と在韓国日本大使館の注意書きに書いてあったので、おとなしくバスを待ってました。

なんかあったときに交渉できる自信が無かったので・・・。

あと私は普通に飛行機に間に合う時間だったので、

「次のバスも無理そうだったらA'REX乗るか~」とぼんやり考えてました。

なんやかんやバスに乗れたので良かった。

 

 

番外編4冬の韓国はマジで寒い

 

事前に寒いよーと聞いてたんですが、私が行った日は最高気温2度、最低気温-2度くらい。

 

さっっっっっみいな

(そして聞いた通りほんとに電車の中の現地の方々はダウンばっかり着ていた。そのままワカサギ釣り行けそうなくらい重装備)

 

一応、私の地元が最近はそんなに降らなくなりましたが、雪が10〜20cmくらい、多いときは30cm積もるとこ(屋根の雪下ろしがギリギリしなくていいとこ)

大学は地元と同じくらいか更に雪が積もるとこに住んでいたので

「…久々だな…(この突き刺さる寒さ)」ってなりました。

東北とか北海道の方が見たら甘いな!!!!って言われるようなとこではありますが…。

 

まあ明らかにソウルの方が寒かったです。

 

あと、去年真冬の宝塚で朝から立ち見券を求めるために(雪組ファントムを1回観たがあまりにも良かったので次の週末行った)買った耳当てとカイロを持って行きましたが、

地下鉄移動ばかりであまり地上に出る時間が多くなかったのもあって使わなかったです。

もっと観光するんだったら耳当て使ったかなーと思います。

ちなみに服装はスカートは着るのを早々に諦め、防寒一択でズボン、タートルネックで行きました。

上着もくっっっそ分厚くて風を通しにくいもの。

 

 

 

とまあなんやかんや準備しつつ行って、ご飯にも無事ありつけたり、カフェでコーヒー飲んだりできましたけど、

お昼とかカフェのメニューの注文も、店員さんが必死に聞き取ろうとしてくださったので

なんとかなった部分も多く・・・店員さん申し訳なかった・・・

次来るときはちゃんとした発音と会話できるようにします・・・

 

なんやかんや現地の言葉が怪しいので、

「これ今事件事故が起きたら真っ先に死ぬの私だな・・・」

とぼんやり考えたり。

事件事故に遭わず、巻き込まれなかったから無事に帰ってこれただけだな・・・

と反省点も多々あり。

 

とりあえず今まで以上に韓国語勉強しようと思います!