ゆうくれない

何かを観た感想だったり諸々書き連ねた何か

唐版 風の又三郎から考える舞台役者としての窪田正孝

仰々しい題名つけてますけど

唐版 風の又三郎をみてなんとなーくな感想を書いてるだけです。


唐十郎脚本がみたい!

生の窪田正孝がみてみたい!


という割とミーハーな感じで観に行ってました。


劇の内容としてはよく!!わからない!!

が正直なところ。

他の方の考察や感想聞いてやっとあのシーンああいう意味だったのねほーとわかったくらいです。

幕が上がったら風を売る男が出てきた瞬間ちょっと身構えたよね。

おっとこういう感じ??みたいなね。

その後続々と現れる奇妙奇天烈な人々。

あれはあれで面白かったです。何割受け取れたのかはわからないけど。


でもわからないけど文語体の日本語の美しさみたいなのは感じられた気がする。

ちょっと仰々しい日本語の方が好きだったりする。

口語の演劇をやろうとしてる人もいるし、そういうのも良いなーと思ってる。

これはこれで一つの魅力だと思う。



さてさて本題の窪田正孝氏(以下敬称略)なんですが、めちゃくちゃファンというわけでもないく、なんとなーく気になってる俳優さんなんですよ。

ドラマも

ST 警視庁科学特捜班

臨床犯罪学者 火村英生の推理

くらいです。ハイローも観てない。


どちらかというと火曜サプライズとかバラエティで気になってる存在だったりする。

この番組アポなしでお店入ったりするんですけど、初登場かそのあたりはめちゃくちゃ奥手でやってたのにその後のゲスト回でめちゃくちゃ慣れててびっくりした。


あとドラマのNGシーンとかの番組で役と個のオンオフが面白すぎたのも印象的。


記憶の中の窪田正孝なんだけど、人のことじっと見つめるけど目が合いそうになるとしゃっと逸らすイメージ(もはやイメージ)


何が言いたいかわかんなくなったんですけどあんまり主張しない人だなー纏う雰囲気が独特だなーと。

でも役としての雰囲気はすきだし割と職人の位置にいそうだなと思ってる。


そんなこんなで職人・窪田正孝が舞台立つとどうなるのかなという興味もあってみにいきました。


それで舞台なんですけどみんなキャラが濃い。言ってることもなんか濃いしなんだどうするんだこれ状態(私の心持ちが)


なんだけど、窪田正孝ナチュラールな青年なんですね。

観てたときはテレビ俳優ならではの繊細な表情がいいなーとか仕草が子供っぽいなかわいいなくらいに思ってたんですけど。


他の方の感想巡ってて思い出した。彼精神病患者の役なんですわ。


なにめっちゃナチュラルにしてたよ彼。

(劇中の出来事が彼の考えてることとかそういうのなので彼は一番まともにみえる説もあるけど)


ゆるゆる風見鶏みてたりゆるゆる他の人がなんかしてるとこみてたけど!!


そういう演出だったかもしれないけど狂気は見えず(セリフでちょこちょこはあったけど)

あくまで自然体でしたね。改めて考えるとああいう存在は貴重なのではないだろうかと。


ただ目立つ派手さではなく、たしかにそこに存在するけどでもそれは自然体、これはこれで難しい。

今回は色々複雑な人とかセリフとかあったからそれが際立ったきがする。


ただ表情が繊細、そこは素晴らしいんだけどオペラでも捉えきれなかったりして、ああー今の表情テレビとかで大画面でみたいなあ。とも思わせてくれて、朝ドラ録画しようと思った(感想)


そして窪田正孝30歳なんだってよ奥さん…あのふわっとした青年性はなんだろうね…30歳じゃないよ…これは彼の元々のものなのか役作りなのか…。


毎回言葉がまとまらないんですけどいいやこれで(ひらきなおり)


あと別件で柚希礼音がちょこちょこ踊っててうっひゃあかっこいー!!ってなった。

踊りの人とは聞いてたけどほんとに踊れる…かっこいい…あと窪田さんとダンスバトルしてほしかったな…